弁理士を目指す現役研究者の記録

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条文をゆっくりに読んでもらいたい


のっけから雑コラすみません汗

今回も(?)マジメなお話しますので以下よろしくお願いします。

 

この前出張に行ったのですが、その時条文を耳で聞きたい、と思いました。

実際に弁理士試験合格体験記でも、条文をテープに吹き込んで…という話を読んだことがあります。

ですが自分の声をずっと聴き続けるのには抵抗が…。

 

そこで思いつきました。

ゆっくりに読んでもらえばよくない?と。

僕は普段からゆっくり実況をよく聞いているので、ゆっくり霊夢やゆっくり魔理沙の声がすごく耳なじみがいいんですよね。

ということで条文をゆっくりに読んでもらう手順について以下にまとめてみました。

なお、ゆっくりの機械音が苦手という方は、VOICELOIDなど別の声でも同じように作ることが可能です。

 

初めてでも数時間あればできると思いますので、ぜひチャレンジしてみてください。

 

なお出張の記事はこちらです。出張中の勉強法について記載しましたのでぜひご覧ください。

 

benrishimezasu.hatenablog.com

 

 

目次

 

1 ソフトのダウンロード

今回はゆっくりムービーメーカー4(以下YMM4)というフリーソフトを使います。

ダウンロードはこちらのサイトからです。

manjubox.net

難しいことはないですし、詳しい手順を書いてあるサイトや動画も数多くあるので詳細は割愛します。

 

2 設定

ダウンロードできたらまずはソフトを開いて、キャラクターの設定をします。

左下のアイコンをクリック。

YMM4の画面

今回はゆっくり霊夢魔理沙を使います。

ゆっくり霊夢は女性1、ゆっくり魔理沙は女性2です。

読み上げ速度は100より上の方がいいです。ここは好みですが僕は130%にしています。

字幕や立ち絵の設定は特にいじらなくて大丈夫です。

ゆっくり霊夢とゆっくり魔理沙の設定

 

別の音声を用いたい場合はそのソフトもダウンロードする必要があります。

無料だとVOICEVOX(ずんだもん、四国めろんが有名)、CoeFontなど、

有料だとVOICELOID(結月ゆかり、琴葉姉妹ほか有名多数)などがあります。

知名度はあまり高くないですが、個人的にはCOEIROINKのつくよみちゃんの声は高すぎない上にかわいくてオススメです(無料です)。

 

3 台本の作成

下の枠に打ち込んでいく方法もあるのですが、条文は量が多いので台本読み込み機能を使った方がいいかと思います。

 

台本はエクセルのcsvファイルで作る必要があります。

エクセルを開きましょう(持っていない方は無料のオンライン版を使っても大丈夫のはずです)。

 

Aの列にキャラクター名(今回はゆっくり霊夢とゆっくり魔理沙)※キャラクター名を上記のキャラ設定での設定名と揃える必要があります

Bの列に条文を打ち込みます。

条文はこちらのサイトのものをコピペしました。特許庁が公開している青本のpdfコピペで作るのもありかと思います。

https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=334AC0000000121_20220525_504AC0000000048

 

僕は一行ごとに霊夢魔理沙を切り替えましたが、ここについては好みで大丈夫です。

(というか交互だと作るのがめちゃくちゃ楽という事情もあります)

また全体を一気につくると4時間越えになってしまった&パソコン激重だったため、章ごとに区切ることをおすすめします。

 

完成図はこちら。

台本(完成)

できたファイルはcsv形式で保存しましょう(xlsx形式では読み込めません)。

 

4 台本の読み込み

YMM4に戻ります。

上のタブのツールから台本の読み込みを選択。

左上のアイコンからさっきのcsvファイルを読み込みます。

下の画面になったらOK

台本の読み込み後

そしたらタイムラインに追加をクリックします。(ちょっと時間かかります)

下の画面になったらばっちりです。

(僕は字幕の設定をいじっているので、黒い画面の部分は違っていて大丈夫です)

タイムラインに貼り付け後

5 音声出力

ここからはパターンが3種類あるので、お好きなものを選んでください。おすすめは方法2です。

 

方法1. exo出力

ファイル→Exo出力からexo出力します。

これはAviUtlとの連携用なのですが、この機能で出力されたファイルの内、.wavとついているものが音声ファイルになります。

ただ行ごとにファイルが分かれるので、ファイル数が膨大になります。

 

方法2. AviUtlへのexo出力→音声出力

AviUtlをあらかじめDLしておけば、YMM4でexo出力したファイルが自動的にAviUtlに読み込まれます。(あとからAviUtlに3xoファイルを読み込むこともできますが今回は省略します)

AviUtlは無料の動画編集ソフトで、僕も頻繁に使っています。

DLはこちらから。

spring-fragrance.mints.ne.jp

 

詳細は省略。こちらもYMM4と同じく多数の情報が出回っています。

DLしたらYMM4との連携を忘れずに行ってください。

 

設定が終わったら①と同様にexo出力をします。

すると自動的にAviUtlに同じように読み込まれた状態になります。

(なおデータがでかすぎるとエラーを吐き出して読み込んでくれないこともあります)

AviUtl読み込み後

 

上記画像のようになったら、ファイル→wav出力から音声出力で完成です。

 

方法3. 動画出力→音声変換

この方法は動画ファイルも欲しいという方向けです。

まずはファイル→動画出力。設定はデフォルトでいいかと。

そうしたら動画ファイルを音声ファイルに変換します。

変換方法はたくさんあるのでなんでもいいのですが、方法2で紹介したAviUtlで動画読み込み→wav出力も可能です。

 

まとめ

これで条文の音声の作成は終了です。お疲れさまでした。

出張中に思ったのですが、()を読んでくれないんですよね…。これは「かっこ」「かっことじる」と読むようにしておけばよかったかなという反省。

(設定いじれば可能なので、後日記事にします)

 

今回の方法を応用すれば、条文以外のものをゆっくりに読んでもらったりということも可能です。

このブログでは弁理士試験勉強のお役立ち情報等を発信していますので、よろしければ他の記事もご覧ください。

最後までご覧いただきありがとうございました!